ともきの日記

日々の生活で思うことをダラダラ書きます

ロッキンビーツ

皆さんお疲れ様です。

 

今回は先日発売されたGReeeeNのNEWアルバム「ロッキンビーツ」についていろいろ書いていこうかなと思います。


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とにもかくにも、まずはこんな素晴らしいアルバムを出してくれてありがとうございますって感じですね。

 

HIDEさんとnaviさんがミドリの二重スリットゥーで全曲解説してたので、僕も1曲ずつ感想を書いていこうと思います。

よろしくどーぞ。

 

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1.Morning Glory

タイトルの「Morning Glory」は日本語で「アサガオ」という意味になります。

曲調からも夜明けが来るような、ほんとに朝にピッタリの曲だと思いました。

 

ちなみに英語わからない人のために書いておくと、冒頭の「THE TIME HAS COME」は“時が来た”という意味です。

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歌詞を見てもすごく力強くてGReeeeNらしいなって感じですね。

他人任せじゃなくて、後でじゃなくて、今自分で何をするかを考えさせられる歌詞です。

 

 

 

2.SONG 4 U

この曲はHIDEさんがラジオでも言っていた通り、「GReeeeNからのGReeeeNへの手紙でもあり、聞いてるみんなへの手紙でもある」曲です。 

 

イントロのからGReeeeNらしさと、この曲に込めた想いみたいなものが伝わってきます。

アコギとかもはいってるからか、温かい雰囲気がでていて泣けちゃいます。

しかもAメロが低音からってのも良いですよね〜。

それぞれのソロパートとサビの一体感ったらもう最高です。

ライブで聴いたら確実に泣く曲です。f:id:gazyaramoge:20221223130744j:image

 

3.栞

この曲はこのアルバムが発売される前に二重スリットゥーで流れた時からめちゃくちゃ聴いてた曲です。

まじでどストライクでした。

まず「街」アンサーソングってところからすでに惹かれてたし、その後イントロ聴いた瞬間に死にました。

ハイ。

で、まずは「街」について少し書こうと思います。

僕がごちゃごちゃ言うよりもHIDEさん本人がその当時思っていたことをそのまま感じ取ってもらう方がいいと思うので、HIDEさんのアメブロの記事から引用させてもらいます。

 

『街』について。

 


今から9年程前、私、高校を卒業しまして、大学も行かずに花の都、大東京へと移り住みました。


若かりし頃の私にとって、あの街には何もかもがございました。


その何でもある街は、いとも簡単に『自分』という意味を忘れさせてくれました。


必死に他人からの評価を気にし、つまらない事で周りを傷つけた事もあったでしょう。他人を見下げることで自分を守っていたのでしょうか?


自分と言う名のイメージを作り上げていたんです。


小っちゃいですね。

 


まぁ、そんなこんなで、ここ福島県にきまして、

ただ広い空、

綺麗な夕日、

暖かい人たち、仲間達、

ゆっくりとした時間に触れる中で、まだまだ若輩ものですが、小生にとっての自分という存在が少し分かった気がしました。


「あっ、間違ってたくさい。」

って。


言葉にするのはナカナカ難しいですが、言いたい事は全て曲にぶつけてあります。


聴いて、感じ取ってみてください。


今の自分に何か違和感を感じておられる方は、一人で綺麗な夕日でも見ながら聴いて頂ければ、何か感じ取っていただけるのではないか!?と、思っている次第でございます。


みなさんにとって大事な事は何ですか?


ちゃんと見えてますか?


僕らも必死にもがきながら、彷徨いながら、進んでいきます。


何かの力に成れたら幸いです。

これが2007年11月14日のHIDEさんのブログです。

 

こんな気持ちで作った「街」という曲から約15年たったいま、「栞」という曲ができたキセキに少し感動すら覚えます。

 

この15年で変わったもの変わらなかったもの、どちらもあると思いますが、“ミチシルベはあの日のまんま”というフレーズが変わらないものが何かを教えてくれている気がします。

 

 

 

それからそれから、

悩んで迷った時には あなたの声に会いたくなるよ

っていう歌詞が個人的に好きで、あなたの声が聞きたくなるよとかじゃなくて、会いたくなるよっていう表現がいいですよね。

“あなたの声”をひとつの存在として捉えている感じが。

 

あとは曲名がなぜ「栞」なのかですよね。

これはけっこう簡単で、

「栞」は「本に挟む目印の役割をするもの」という印象が強いかもしれませんが、これは日本のみでの使われ方で、もとは「木の枝を折ったり、削ったりしてできた道しるべ」の意味をもちます。

と、調べたらかいてありました。

ようはこの曲はGReeeeNのミチシルベとなる曲ってことですね。

最高かよ。

 

4.Ito

もともとは楽曲提供した曲ですが、GReeeeNが歌うとまた違った雰囲気がでるなぁと思います。

ここらで1個Itoのやばいポイントを紹介します。

辞書みてたら気づいた事なのですが…

 

「恋」の旧字体は「戀」。「絲」は糸がもつれる様子、「言」はけじめを意味します。この下に「心」をつけると、「もつれた心の糸を解くことのできない状態」を示す「戀」になります。

NEWSの増田貴久さんにも「戀」という曲を楽曲提供していましたが、ここで伏線回収くるか!みたいな感じでした。

このItoという曲は相手のことを想う、純粋な恋の唄なんだと言うことがわかります。

 

しかもこの曲って1番はまだ“君”にはまだ出逢っていなくて、“君”を探している状態なんですよね。

2番で見つけて、ラストで重なり合うっていう完璧な流れになってるんです。

出逢うべくして出逢ったフタリの恋の物語って最高だね。

「イト」と表記しているのは「糸」と「愛しい」とイトを強調する意味があるのかなぁと推測してます。

 

なんにしろこれも名曲だよね。

 

5.愛し君へ - ESSENTIAL ver.

ピアノ1本というGReeeeNにとっては珍しいアレンジの曲です。

もともとの曲の温かさとは別の温かみがあってこれまた最高ですね。

囁くような歌い方で、また違った側面を見れる曲かなと思います。

遠くにいるアナタを想って歌ってるようなそんな感じがします。

 

ラストのアレンジとかほんと最高だよね。

原曲の愛し君へも今回の愛し君へもどっちも違うよさを持っていて好きです。

 

ちなみにピアノはあのnishi-kenさんが担当してます。

ラジオで「おけんけんせんせい」って呼んでたけど、普段からそんな呼び方なのかな?笑

 

6.花束

今回のアルバムの中でひときわロックな曲調の曲です。

歌詞もエッジが効いてて、いろいろ考えさせられます。

誰にでも間違いはあるし、それを全員で指さすのは簡単だけど、それを許す強さを持った人間でありたい。

一度間違ったら終わりの世界はクソです。

 

HIDEさんがラジオでも言ってたけど、

色んなご時世もあるなかで、手に握るものは一体何なのか。
自分は何を握るのかを選択する。
綺麗なことだけでないこの世界で、何を自分が選択して、自分革命にとっての武器は愛なんだと言っていくことは大事なことだと。

 

本当の意味で“かっこいい人”とは何かを気づかせてくれる曲ですね。

 

あとAメロの92さんえぐない?

エロくない?

 

 

7.ヒラヒラヒトヒラ

少し和の空気が漂う曲ですね。

それが相まってか独特の切なさが感じられます。

 

この曲に関してはちょいと理解するのが難しそうなので僕なりの解釈を書いておこうかな。

 

自分の好きな相手は咲き誇った状態で、自分はまだ蕾の状態です。

「光求めてた」という歌詞があるように、蕾が花開くのには光が必要で、その光こそがアナタだってことを言いたいんだと思います。

ただ「求めてた」で終わるところから、やっぱりこの物語はハッピーエンドではなくて、ちゃんと失恋した歌なんだなぁと思います。

 

切なくも趣のある歌だなぁと思いました。

GReeeeNてこういう曲つくるのうまいよねぇ〜。

 

 

8.詠ミビトシラズ

この曲はけっこう好きな人多いんじゃないでしょうか。

なんというか、GReeeeNらしいし、それでいて落ち着いていて、またノリの良い曲でもあるという、なんとも不思議な曲だなぁと思います。

それぞれにそれぞれの人生があって、この曲ではそれを

「詠」としていて、その人生こそが誰かの何かになっているという、そんな歌かなあと思いました。

誰かの人生と誰かの人生が交わりながら生きていることを思わせてくれる曲ですね。

 

SOHさんの低音ちゅき。

 

9.あの日のまま

これも失恋ソングですね〜。

なんか曲調は温かい感じがするんですけど、歌詞を見るとしっかり失恋してて、なんとも不思議な気持ちです。

この曲の歌詞を見ると時間の経過と共に気持ちの変化があって、それがおもしろいですよね。

特にラスサビの所なんかはとても人間らしいというか、共感できます。

 

君といつの日か逢えた時に 笑顔でありがとう

言えるくらいの明日を作ろう だから今日だけ泣いて

君といつまでもどこまでも 一緒にいたかったよ

いつか今日すら忘れてしまうの 君と見た景色と共に

上の2行はちゃんと終わらせようとしてるのに、下の2行ではまだ未練がある感じが、忘れたくても忘れられない気持ちが出ていて切ないですね。

 

あと、ラスサビのnaviさんやべえ。

 

10.自分革命

ここから先はアルバム前にリリース済みですので少し内容を軽めにしていきます。

 

この曲はとても疾走感がありますよね。

その疾走感の中に伝えたいメッセージがたくさん詰まっていて、耳にも心にも響く曲かなと思います。

サビの「なんなん?さんざん、そうなんだ」のフレーズがすごくキャッチーで耳に残りやすくて好きです。

あと「自分革命」っていうワード自体がけっこうパワーがあって、その時点で惹かれる曲かなと思います。

 

11.流星のカケラ

人の出逢いを星で喩えるっていうGReeeeNらしさと星影のエールに似た雰囲気を持っている気がします。

流星のカケラっていうフレーズが何ともGReeeeNらしいというか、なんというか。

そんなワード普通出てこないし、使いこなせないなぁと思いましたね。

 

12.バケモノ

この曲はタイトルにもあるようなバケモノっぽいイントロから始まります。

現代ではあらゆるものがカテゴリー分けされて、ふるいにかけられて、そこから落ちたら失格の烙印を押されるような世界です。

でもそんなものにとらわれずに、それを突破していくようなエネルギーに満ちた曲かなと思います。

 

なんとなくだけど、ライブでやりそう…

 

13.味方 - ロッキンビーツ ver.

今回のバージョンは映画で流れたほうのバージョンらしいですね。

何気ない日々の会話が幸せなんだと気づかせてくれる1曲です。

キミのダメなところ1万個知ってる

キミはボクのだめなとこ10万個許してる

この歌詞がすごく好きで、やっぱりお互いを思い合える関係っていい所だけじゃなくて、ダメなところをいかに許せるかとか、いかに叱ってあげられるか、みたいなところになってくるのかなって思っていたりするので、ここはいい歌詞だなぁと思います。

 

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まとめ

今回のアルバムは今のGReeeeNだからこそかける曲が多かったのかなと思います。

デビューしたての時では出せなかった深みとか、説得力みたいなものがある気がしました。

 

あとは、今回のアルバムは比較的4人全員の声が聴けるということで、それぞれの推しの声がきけてファン歓喜のアルバムだったんじゃないでしょうか。

色んな歌い方してて良かったですよね〜。

 

改めて、今もなおファンの心をつかむ曲を出し続けていることに尊敬と感謝しかないです。

 

改めてGReeeeN最高だなと思いました。